概要から(1)誰がコンピュータ入力をするのか(2)「前打ち出し処方」は前回の記録が自動的に打ち出されるということかの2点が不明でしたが、(1)は医師、(2)は「前打ち出し処方」は前回の記録が自動的に打ち出されることとして回答いたします。
本事例は、処方内容の変更時に変更内容を新規に入力しない方法を取っていることから、変更前の処方内容で薬剤の過剰投与につながったと推測されます。
前打ち処方は便利かもしれませんが、処方システムを変えなければ再び起こる事例と考えられます。変更を含む処方内容の入力は、その都度新規に入力していくシステムを検討してください。
少なくても、毎日患者の状態を管理できない外来患者についてはその都度の入力にすべきです。診察の結果10mg/dayに変更しようとしても、結果的に30mg/dayの薬が患者に渡ってしまったのでは、診察の結果が治療に反映できず、副作用の増強につながるという二重の災難を招いた事例です。 |